俺の親父講座の時間です。


俺の親父講座とは、俺の親父についての講座です。そのままです。

俺の親父は、パチンコで負けると
「あ〜俺、機械になめられてるわ」
とか言いながら帰ってきます。

俺の親父は、姉の結婚式前
「俺絶対泣くで」と宣言してましたが、
周囲の予想の範囲を大きく超える泣きっぷりを披露しました。

俺の親父は、携帯の操作に慣れており、
メールでは絵文字とかも駆使するほどのやり手ですが、
自分の名前の一部を入れたアドレスにスペルミスがあるという
決定的ミスをおかしています。
1年以上継続的にミスをおかしています。
本人たぶん気づいてません。

俺の親父は、松浦亜弥をテレビCMとかで見るたびに
「これってあやや?」
と聞いてきますが、この前、上戸彩がCM出てたときに
「これって誰?」
と聞いてきて
「上戸彩」
って答えると、
「あ、あややか」
と言いました。
親父の中で、「あや」という名前やったらもうなんでもあややか。
杉本彩まであややと言い出してしまわないかものすごく懸念されるが、
それだけは阻止するつもりです。

俺の親父は、
「最近の若手芸人の笑いが全然理解できん!!」
と言いますが、
「村上ショージは最高におもしろい」
という親父の笑い観が俺には全然理解できん。

その後、『エンタの神様』という番組を見て
「うわっ!こんな達者な芸人おるんや。すごいわ」
とパペットマペットを褒めちぎり、
「こんなこと言うてええの?おもろいわぁ」
と青木さやか、だいたひかるという毒舌ネタの芸人を絶賛し、
「こいつは最高や!!」
と長井秀和のネタに抱腹絶倒。
若手芸人の笑い、大部分理解できてるやん。間違いない。

以上です。
インタビュー講座の時間です。

インタビュー講座とは、インタビューの場でありがちなシーンを再現していこうというものです。



野球のヒーローインタビューでは、
「皆さんの声援が、打球を運んでくれました!」
などという、超非科学的発言を耳にしますが、
打球を運んだのは、絶対風です。

野球のヒーローインタビューでは、
「自分が活躍したことよりも、チームの勝利が一番嬉しいです!」
という、優等生発言が目に付きますが、
そういう選手に限って契約更改のとき、保留に保留を重ねて年越しになったりします。

野球のヒーローインタビューでは、
たまに「えっ!?この選手が今日のヒーローなん?」
と思ってしまうような人選になってることがあるけど、
そういう場合はやっぱり本人も若干恐縮気味になります。

相撲で横綱とか大関に勝った力士へのインタビューでは、
「どんな気分ですか?」と聞かれて
「嬉しいです」
と答える人が多いけど、
そのほとんどは全然嬉しそうな顔をしていません。

相撲で横綱とか大関に勝った力士へのインタビューでは、
「明日からも、自分の相撲を取るだけです」
という決意表明をすることがあるけど、
「自分の相撲」て。


以上です。
小学生の男子講座?です。


小学生の男子は、山に登ると、とりあえず「ヤッホー!」と叫びます。
そして、やまびこがまったく聞こえてこないことを察知すると、
今度は自らやまびこを発し、自己満足というエクスタシーに酔いしれます。
ついでに、その自家製やまびこは、たいがい『ホッヤー!』です。

小学生の男子は、調理実習の時間、たいがいグループの女子の足手まといになり、
何かを手伝おうとすると
「あんたじゃまやねん!」
と煙たがられ、
逆に食べることに専念しようと待っていると
「ちょっとぐらい手伝ってよ!!」
と怒られ、
まるで肩身の狭い現代社会のお父さんみたいになります。
この思い出が、今日の晩婚化に拍車をかけています。うそです。

小学生の男子は、給食で余ったプリンやゼリーをめぐるジャンケン大会で
並々ならぬ闘志を見せるのはいいけど、
10人ぐらいでジャンケンするもんやからいっこうに勝負がつかず、
争奪戦は延々と続き、結局あみだくじで決めることになったりします。
もうちょい頭使え。

小学生の男子は、4年ぐらいになってくると徐々にかっこよさを追求するようになるけど、
たいがいその第一歩は、通学帽を逆さにかぶることで、
第二歩は、靴をちゃんと履かずにかかとの部分を踏んで歩くことです。
そして、靴のいたみが早くなって、おかんに怒られます。

小学生の男子の中には、日直になると、なんかもう独裁者にでも
なったかのように偉そうに振る舞うやつがいるけど、
おまえの言うことなんか誰も聞かん。

小学生の男子ほど、台風情報大好きな人はたぶんおらん。

以上です。
小学生の男子講座?でございます。


小学生の男子は、プールの時間、とりあえずバスタオルを振り回しながら
プールサイドに入場します。

小学生の男子は、プールの時間、体操してから最初に浴びるちっちゃい
シャワーみたいなやつで
「冷たっ!!」
とか、いちいち申告せんでもいいことを周囲に大声で報告し、
その割にけっこうその場に長居します。

小学生の男子に対して、先生が
「プールには飛び込み禁止!」とか言うけど、
まぁ無駄です。

小学生の男子は、プールの時間、学校指定の帽子をかぶるけど、
髪短いやつは、帽子の隙間から大量に髪飛びぬけます。

小学生の男子の中には、プールの授業が雨で中止になると、
この世の終わりみたいな顔になるやつがいます。

小学生の男子は、給食を早く食い終わったやつがえらいみたいな感覚を持ち合わせ、
一番に食い終わったやつは、「俺が一番やで」みたいな顔で
食器を返しに行きますが、誰もそいつを見てない。

小学生の男子は、給食を早く食い終わったやつがえらいみたいな感覚を持ち合わせ、
転校生が給食食べるの早かったとき、焦ります。

小学生の男子は、掃除の時間、とりあえず先生の目を盗んでは
雑巾がけを足でやります。
その動きは、ドッジボールのコートの線を足で引くような感じになります。


以上です。
俺も10年前まで小学生やったということで、
当時を思い出したりしながら、小学男子の傾向と対策を教えていきたいと思います。

まず、低学年の男子には、高学年の女子はめっちゃ大人に見える一方で、
高学年の男子は、大人を通り越しておっさんに見えています。
完全におっさんに見えています。
1年男子から見た6年女子はきれいなお姉さんですが、
1年男子から見た6年男子はきたないおっさんです。

次に、小学生の男子は、クラスの女子に何かと張り合って、女子に負けるのが大嫌いです。
ドッジボールなんかでも、女子にも遠慮なく思いっきり当てます。
ただ、5年ぐらいになると、自分の好きな女子をドッジボールで狙うことがなくなり、
なんなら、好きな女子が同じチームの場合は、さりげなく守ってみたりします。

そして、小学生の男子は、遠足のおやつの額の制限を微妙に越えるように買い物することで、
「俺はちょっと悪いことしてる」
という高揚感を得て、おやつを食べるときちょっと半笑いになります。

また、小学生の男子は、担任の先生が都合で欠勤されて一日の授業が自習になると、
優勝が決定した瞬間の阪神ファンぐらい喜びます。
そして、頭の中はドッジボール一色になります。

さらに、小学生の男子は、卒業が近づいてきたある日、女子に
「これ書いて」
とアドレス帳を渡されると、
「あいつ俺のこと好きなんちゃうん?」
みたいな気持ちになって、
ノートの1ページ目ぐらい大事に丁寧に書きます。

また、小学生の男子は、修学旅行の夜は枕投げをするのが定番ですが、
俺が行った修学旅行の宿泊先の枕は、むっちゃ固くて重かったため、
誰も投げんかった。

修学旅行の夜と言えば、小学生の男子は、消灯時間を過ぎてからも
友達としゃべり続けます。
しゃべり続けますが、あんまりうるさいと先生に怒られるので、
小声でしゃべります。
小声でしゃべってるけど、話が盛り上がっていくうちに
だんだんテンション上がってきて、ついつい地声でしゃべってしまう奴が出た瞬間、
部屋のドアが激しく開いて先生にむっちゃ怒られます。
怒られた後は、一応静かになりますが、みんな心の中で誰かがしゃべりだすのを
待ってるような微妙な空気が面白く、誰かがいきなり笑い出します。
その瞬間、先生が今度は真剣にキレ出します。

最後に、小学生の男子は、友達の家でむっちゃお菓子食います。
ハッピーターンだろうが源氏パイだろうが、構わずむさぼります。


以上です。
たぶん1回か2回ぐらいで終わるであろう小学生アイテム講座を
いきあたりばったりではじめてみます。

<夏休み明けの始業式の持ち物>

・筆記用具
・夏休みの宿題
・通知票
・雑巾

夏休みの宿題は自由研究の工作とかがあるから、
この日は何気に大荷物になる傾向がある。

今、「工作とかが」って打ったら一発目の変換に衝撃。

「こうさくとかが」→『耕筰とかが』

山田耕筰かいっ!!
有名やけど!
一番上で出てこんでええねん。

ほんで「耕筰とかが」て何やねん!
耕筰とか、て。
とか、は誰をさすんや、ビバルディか。

たぶん何かの機会で「耕筰」を使ったのをPCが覚えてたんやろうな。
まさか最初から一番上に設定されてるとは思えない。
そんなパソコンいやすぎる。

音楽のテストの時に山田耕筰の漢字が思い出せんくて、
『山田こうさく』て書いたら2点の問題で1点しかくれへんねん。
どうでもええけど。

<冬休み明けの始業式の持ち物>

・筆記用具
・冬休みの宿題
・通知票
・雑巾

ごく稀に親にハンコ押してもらうのを忘れて通知票
持ってきてしまい、再提出になる人あり。

冬休みの宿題は「書初め」がめんどくさい。

後に残すとめんどくさい上に冬休みは1月5日とか6日には終わるから、
だいたい書初めは年内に済ませてしまう。

もはや書初めでもなんでもない。

ただの習字である。

そして、いちいち雑巾を持ってこさすな!学校よ。

<春休み明けの始業式の持ち物>

・筆記用具
・雑巾(2枚)

増えた!!

何で増えたんや雑巾。

春休みは宿題がない上に年度がかわるということで通知票を
提出する必要もないので持ち物は非常に少ないけども雑巾増えた。

雑巾倍増。

プロ野球選手の年俸倍増はすごいと思うけど
雑巾倍増はなんにもすごくない。

こうして考えると、自分で使ってる以上の枚数の雑巾を
小学校に提供してきた気がする。

小学生アイテム:『雑巾』
小学生語講座?の時間です。

本日の小学生語は『ロッチ』です。

<ケース ビックリマンシール>

俺が小学校低学年ぐらいの頃、凄まじく人気があったのが「ビックリマン」である。

そして、ロッテが発売した「ビックリマンチョコ(当時30円)」の
おまけに入ってる「ビックリマンシール」を集めるのが異常に流行った。

いつしか、チョコよりもシールがメインみたいになってしまっていたが、
俺はチョコもシール同様、非常に好きであった。

今でも、ビックリマンチョコを超えるうまいチョコ菓子はないと思っている。

ちょっと言い過ぎた。

そんな中、ビックリマンシールの大流行にのって、
「ビックリマンシールもどき」が世に出回り、
ゲーセン前とかにあるガチャガチャで購入できるようになった。

「もどき」とつけたのには理由があって、
本来のチョコのおまけに入っているシールには左上に
『ロッテ』と書いてあるのだが、
ガチャガチャで買えるもどきの方には
『ロッチ』と書いてあったり何にも書いてなかったりするからだ。

俺たちは、前者を「本物」、後者を「偽者」と区別するようになった。

さて、種類に限りのあるシールを集めていると、
どうしても同じのがダブってしまったりするので、
友人と互いに持ち合って交換なんかをするようになる。

トレードの場を観察してみよう。

<ケース? ロッチ>

A「じゃあこれと交換しよ!」

B「うん、いいで。」

(カード交換)

B「ちょっと待って!あかん、これ偽者やん!」

A「え!?ちゃうで、本物やで!」

B「違うって、ほら、『ロッチ』書いてあるやん。『ロッチ』て」

A「・・・あぁ、それ多分押し間違いやって!」

B「んなことあるか!!」

トレード不成立。

<ケース? 創作ロッテ>

A「じゃあこれと交換しよ!」

B「・・・また偽者やん!」

A「そんなことないって!ちゃんと『ロッテ』って書いてあるやんか!」

B「・・・・・確かにロッテって書いてあるけど、・・・」

A「な?本物やろ?」

B「『ロッチ』の上から自分でマジックで『ロッテ』書いただけやないか!!」

A「・・いや、そんなことないで。
  そういえば店のおばちゃんが書いてたような・・・」

B「ありえん!もうええわ!!」

トレード不成立。

<ケース? 創作ロッチ>

A「じゃあこれと交換しよ!」

B「・・・また偽者やないか!」

A「・・・そんなことないで・・」

B「またマジックで上から書いてるだけやろが・・・
  ん?っておまえ、よう見たらマジックで『ロッチ』
  って書いとるやないか!
  『ロッチ』の上に『ロッチ』って書いてどうすんねん!」

A「あ。間違えた・・」

B「やっぱりお前が書いとったんかい!」
  
A「あ・・・」

B「本物のシールもってるん?」

A「あんまり・・」

B「じゃあ交換したいとか言うな!もうええわ!」

トレード不成立。

本日の小学生語:『ロッチ』
小学生語講座?の時間です。

今日は、「鬼ごっこ」をしている小学生たちの様子を観察してみましょう。

<ケース 鬼ごっこ>

Aくん=鬼
Bくん=非鬼 という状態とする。

B「なぁAくん、誰が鬼?」

いきなり出ました。
鬼じゃないやつが誰が鬼かをやたらと気にする、『誰が鬼?』。

A「俺ちゃうで、俺絶対鬼ちゃうから」

B「ほんま?絶対違う?絶対違う?」

A「違うって違うって(と言いながらBに徐々に接近)」

B「え!?じゃあ誰が鬼なん?」

A「知らん・・・(至近距離にきて)タッチ!!!(即逃走!!)」

B「うわ!せこっ!!お前先生に言うぞ!」

Aくんせこいですね。
せこいけど、これぐらいの駆け引きは小学生なら想定しておくべきである。

さて、Aくんに陥れられて鬼になってしまったBくん。
当然Aくんへの逆襲に転じることになります。
「先生に言うぞ!」って連呼しながらAくんを追走していきます。

B「待てやお前!絶対先生に言うからな!」

A「ちょっ、お前なんで俺ばっかり狙うねん!」

B「お前がせこいことするからやろ!」

A「お前、一人狙いなしやぞ!」

ここで出ました、『一人狙い』。
意味は単純に、一人にターゲットを絞って狙い続けるということ。
これはドッジボールなんかでも使われる重要小学生用語です。

B「いや、実は俺鬼ちゃうで!」

A「うそつけ!!!」

うそつけ!!!
Aくんがだまされるはずがありません。

B「ちょっと止まれや、鬼ちゃうって言ってるやんけ」

A「だって、お前鬼やん!!いかんせん鬼やん!」

いかんせん、かどうかは知らんけど、
駆け引きにおいては、Aくんの方が2枚も3枚も上であった。

本日の小学生語:『誰が鬼?』『先生に言うぞ』『一人狙い』
小学生語講座?の時間です。

本日の小学生語は、『リンゴ、ゴリラ、ラッパ』『ルビー』です。

<ケース しりとり>

小学校時代を思い出すと、「しりとり」ってやつをかなり
よくやったなぁと思う。

では、ケースをさらに分割して、しりとり中の小学生たちの様子を
観察してみよう。

<ケース? 『り』>

A「たこ!」

B「こおり!」

C「りんご!」

A「ゴリラ!」

B「ラッパ!」

これは人によって違うと思うけど、俺たちの中では
「り」で回ってきたら「リンゴ→ゴリラ→ラッパ」と続くのが
暗黙の了解みたいになっていた。

これを『リンゴリラッパの法則』という。

うそ。それはうそである。

しかし、時としてリンゴリラッパの法則を乱す人もいる。

A「リンゴ!」

B「ゴマ!」

C「ラッパ!あ・・・」

そして、「ゴリラで回ってくる」と決め付けているCもいる。

<ケース? 激論『ー』>

A「マンゴー!」

B「ゴリラ!」

C「ちょっと待ってや!マンゴー、ゴーやねんからゴーで始まる
  やつ言わなあかんねんで!」

俺(うん、確かに、Cの言うとおり)

D「そうじゃ、先生に言うぞ!!」

俺(先生に何を言うねん!「B君がゴリラって言いました!」とでも言うんか。
  なんのことかわからんわ)

B「でもそんなん、ゴーから始まる言葉なんかないって」

俺(うん、「ゴール」というわっかりやすい単語あるね)

B「・・ゴーヤチャンプル」

俺(しぶっ!!)

<ケース? 『ル』>

「ル」で回ってきたら95パーセントぐらいは『ルビー』と言う。

そうしたら今度は99パーセント『ビール』で返ってきて
「またルかい!」となってしまう。これは間違いない。

<ケース? 一緒やないか!!>

A「えーと・・・アンパン!!」

B「はい『ん』ついた、お前の負け!」

A「あ!ちょっと待って今のなし、間違い!言い間違い!」

B「何と間違ってん、早く言えよ」

A「アンパンマン!!」

俺(一緒やないか!!)

B「一緒やん!」

A「あ・・・あんぱ・・・」

俺(アンパン系から離れろや!あ、から始まる言葉いっぱいあるやろ)

A「アンパンチ!」

俺(アンパンマンの得意技で切り抜けよった!!)

本日の小学生語:、『リンゴ、ゴリラ、ラッパ』『ルビー』
小学生語講座?の時間です。

電車に乗っていると、向かいに小学校低学年女子2人組が座った。

2人を、A,Bとする。

A「○○くんと△△ちゃんってラブラブらしいで」

B「うそー!?■■くんも△△ちゃんのこと好きやねんで!」

俺(うーわ、三角関係やん。)

A「三角関係やん!」

俺(うーわ、俺小学校低学年と全くおんなじリアクションしかできてへんやん・・)

そこに、彼女たちのクラスメートと思われる男子(Cとする)が会話に参入。

C「誰がラブラブって?」

A「あんたはだまってて!!」

俺(いやこわっ!Aこわっ!)

C、撤退。
参入障壁はあまりにも高かったようだ。

A「ところでな、クリスマス、サンタさんに何もらうん?」

俺(サンタさん言うた!!さっきまで三角関係とか言うてたのに、
  サンタさん信じてるんや!よかった。かわいらしい、夢がある。)

B「パソコン」

俺(リアル!!しかも高額!サンタ泣かせか。)

B「Aは?」

A「ペディさん」

俺(誰それ!?誰っていうかなに?ペディさんてなに?)

B「へぇ、そうなんや」

俺(ほんまに理解したんか相槌うっただけかどっちだ、Bよ)

21世紀の小学生は、サンタさんにパソコンとか謎のペディさんを要求するらしい。

あと、サンタさんにはなるべく具体的に欲しいものを頼む必要がある。

あいまいにしとくとサンタさんめっちゃ困るので。

昔、特に欲しいものを指定せんかったら、
ドラクエをパクった気しかせんドラえもんのRPGをもらったことあり・・。

ドンマイ、親父。

あ、親父ちゃうわ、サンタさん。

けど、毎年『ダイヤブロック』とか、『野球のグローブ』とかを
寝てる隙に置いといてくれてありがとう、親父。

あ、親父ちゃうわ、サンタさん。

本日の小学生語:『サンタさんに何もらうん?』
小学生語講座?の時間です。

本日の小学生語は、『お母さん!暴風警報出てる!?』です。

<ケース 台風接近が予想される日の朝>

小学校時代、「台風」という言葉を聞くと、ストレートに「休み!」を
期待してしまっていたのは俺だけではないはずだ。

小学生にとって、台風は一大イベントなのである。

では、小学校時代を思い出して、なるべくリアルに再現してみたい。

ちなみに、俺の住む地域では、「暴風警報」が出れば休校であった。

<再現 臨時休校獲得への感動サクセスストーリー>

(起きてすぐ)

俺「お母さん!暴風警報出てる!?」

母「知らん」

俺「いや、知っといて。知らん、てなんや」

(テレビつけてNHKの台風情報を確認)

俺「おぉっ!!暴風警報出てる!風が暴れてるわ!お母さん暴風警報出てるで!」

母「お母さんも今テレビ見てるんやから、いちいち実況せんでもわかるわ」

俺「やったよかった〜、気象台ありがとう!」

何に感謝しとんねん。

しかし、これで全てが終わったわけではない。

{午前10時までに暴風警報が解除された場合、午後から授業}

なのである。

俺「(警報頼むで!頑張ってや、10時まで頑張ってな警報)」

心の中で何を応援しとんねん、当時の俺よ。

そんな中、10時を目前にしてテレビ画面に気象情報が出る。
どうやら俺の住む○○府以外の県の情報のようだ。

{○○県 暴風警報解除}

俺「あはは。はい行け。○○県の人みんな昼から学校行け!ナイス気象台」

最低か、当時の俺よ。

そうこうしてるうちに、10時になった。

俺「よっしゃ休み!気象台ありがとう!おやすみ!」

どんだけ気象台に感謝すんねん。
ほんで寝んのか!
せっかくの休みやのになんてもったいない。

俺「あかん。テンションあがって寝られへん」

どんだけ嬉しいねん。

そんな中、気象情報が入る。

{○○府、暴風警報解除}

俺「はいもう遅い!時効でーす!あほー!気象台のあほー!あほあほ〜!」

・・・・・さいっあくや昔の俺。
あんなに気象台にお礼言うてたのに一気にあほ呼ばわり・・。

その後、暇になり雨の中野球でもしに行こうと思ったら、母にとがめられ
「学校行ってる方が絶対おもろいやん・・」と思う俺であった。

<結論>

小学校は最高だ。
中学生語講座?の時間です。

<ケース テスト直前の休み時間>

テスト直前の休み時間には、みんな真剣に教科書やノートを見直すものだ。

中には、覚えたことをつぶやいて集中力を高める人もいる。

もちろん俺も自分のノートを見直して1点でも多く取れるように、と
必死に最後の抵抗をしていた。

そんな俺に話しかけたきたのがAくんだ。

A「なんか問題出してくれへん?」

今日の中学生語は、『なんか問題出してくれへん?』です。

周囲にやたら出題を求める人がテストの日には必ず出てくる。

俺「うん。いいけど、どんな問題がいい?」

A「歴史やったら何でもいいで!!」

「何でもいい」というのが一番めんどくさい注文だったりする。

俺「おう!じゃあいくで。645年の、」

A「大化の改新!!」

俺「早いわ!問題ちゃんと聞けよ!」

問題聞かへんのやったら、問題出して、とか言うてくるな。

A「ごめんごめん、次ちゃんと聞くから」

俺「1192、」

A「鎌倉幕府!!」

俺「早いゆうとんねん!!!」

こいつは、「いかに自分がしっかり覚えてるか」を誇示したいだけか。

A「いいくに(1192)作ろう、かまくらば・・」

俺「語呂合わせいらん!」

ったく誰でも知ってる語呂合わせを半笑いで言いやがって。

A「次俺が問題出したろか?」

俺「うん」

頑張って答えなあきません、ここは。

A「地理でもいい?」

俺「何でもいいで」

A「じゃあ地理にするわ!」

俺「何でもええからはよせえや、先生来るぞもうすぐ」

A「ええと、ええと、さくらんぼの生産量が一番多い、いや、やっぱこれええわ」

俺「なに!?お前何一人でテンパってんの!?」

A「ごめんごめん、ええと、さくらんぼの・・」

俺「(結局さくらんぼかい・・)」

A「生産量が6番目に多い県は?」

俺「知らん!細かいわ!!なんで6番目を聞くねん!
  6番目って、円グラフで書いたら<その他>にも負けるぐらいちっちゃーい量やん!」

A「なんや、お前なら知ってる思ったのに・・」

俺「俺はさくらんぼマニアか!一応聞くわ、答えは?」

A「知らん」

俺「知らんのやったら問題にすなよ!!!!!
  知ってること出してこい!!」

A「次の地図中の?は何山脈か?」

俺「わかるかー!!<次の地図>ってどこの地図やねん!」

A「え?教科書65ページ。」

俺「そら出題者のお前は教科書見ながら問題言うてるけど、
  解答者の俺は今教科書持ってへんねん!わかるわけないやん!」

A「奥羽山脈でしたー!」

俺「どうでもええ!」

先生「はい、席座ってやー」

俺「(最悪や全然見直しできんかった・・)」

さくらんぼの生産量6番目の県はどこ?
などという問題は、もちろん出なかった。

本日の中学生語:『なんか問題出してくれへん?』
中学生語講座?の時間です。

<ケース1 合唱コンクールで歌う曲が決定したぐらいのとき>

それぞれ別のクラスのAくんとBくんの会話。

A「お前のクラス何歌うん?」

B「○○○」

A「へえ、そうなんや」

B「お前んとこは何歌うん?」

A「知らん」

B「何で知らんねん!」

A「やる気ないし」

B「あぁ、やる気はないな」

A「だるいだけやんな」

はい、出ました。

中学男子がやたらと口にする中学生語:『だるい』

<ケース2 合唱コンクールの練習>

合唱コンクールの練習というのは、だいたい最初は男女別に
練習するのであるが、男子がなかなか歌わないものだ。

男子(口々に)「だるいねん」「なんで歌わなあかんねん」
       「俺らもしっかりやろうや」「やりたいやつだけでやれや」

これを見ると、男子の中にもたまに真面目に取り組もうとしてる
人がいることがわかる。
けどたいていの男子は、なんとなく
「歌うことがかっこ悪い」みたいななんとも中学男子的発想により、
なかなか歌わないのだ。

しかし、そんな男子どもも徐々に歌わざるをえなくなってくる。

女子のリーダー格「ちょっと、男子ちゃんと歌いーや!!」

担任「おいっ!!池田!(仮名、クラスメート)、キリン!!
   ええ加減にせんとお前らだけ放課後残して晩まで歌わせんぞ!!」

池田、俺「(小声で)えぇっ!?何で俺らだけ残されんねん。
     中山(仮名)とか坂下(仮名)とかも全然歌ってないのに・・」

そして、中山や坂下の方を見る。

中山、坂下「母なぁるぅ〜だいちぃのぉ〜」

池田、俺「(小声で)歌っとる!!!こいつらせこっ!
     先生の前でめっちゃ歌っとるやん。
     やばいな、そろそろ歌おか、ほんまに残されるぞ」

担任「お前ら何しゃべっとんねん!!」

池田、俺「(慌てて)つちぃ〜に感謝ぁせよぉ〜」

情けない、俺ら・・・。

ちなみに、この歌は『大地讃賞』という歌である。

そしてちなみに、池田(仮名)は「中学生語講座?(11月17日付参照)」
で登場した社会のテスト98点のAくんである。

<追記 合唱コンクール後>

猛練習の末、俺たちのクラスは金賞を受賞した。

めでたしめでたし。

本日の中学生語:『だるい』『男子ちゃんと歌いーや!!』
           『つちぃ〜に感謝ぁせよぉ〜』

土に感謝します。
小学生語講座?の時間です。

本日紹介する小学生語は、

『自分の名前逆から言える?』

です。

一応補足しておくと、「自分の名前を逆から言う」とは、
たとえば「古畑任三郎」の場合なら、
「ふるはたにんざぶろう→うろぶざんにたはるふ」
といった感じにフルネームを下から言ってみることである。

俺の通ってた小学校だけかもしれないが、やたらと名前を逆から
言ってみるやつが多かったのである。

<ケース1 自分の名前を逆から言ったことのない人>

A「あんなぁ、自分の名前逆から言える?」

B「え!?逆から?んーと、○・・△・・・□・・」

A「うーわ、おっそ〜!俺なんかめっちゃ早く言えるで!○△●▲■!!」

B「うわっ!何でそんな早く言えるん?」

A「めっちゃ練習したもん」

何を練習しとんねん、Aよ。

何をお前はそんなことに日々たゆまぬ努力をしとんねん。
たゆめよ。

というかもっと他に練習すべきこといっぱいあるやろ、Aよ。

漢字とか、縄跳びとか。

B「うわぁ、すげえなー、俺も練習するわ!○・・△・・」

練習せんでええねん!!触発されるな、Aに。

A「あんなぁ、紙に平仮名で名前書いてそれを逆から読んだらやりやすいで」

コツ教えんでええわ!
ほんで会話の最初にいちいち「あんなぁ」をつけるな!
うっとうしいから。

B「あ、なるほど〜」

実践すな!
  

<ケース2 自分の名前を既に逆から言ったことある人>

A「あんなぁ、自分の名前逆から言える?」

C「○■◎△★!!」

A「・・はやっっ!!!」

あまりの速さになにを驚き、そしてちょっとへこんどんねん、Aよ。

このように、なぜか自分の名前を逆から言う、そんなことが
地味に流行った小学校2年ぐらいの話であった。

なお、今回の話に限らず、この雑記帳に登場する会話は、
雰囲気を出すために脚色してる部分も多々あるので、ご了承を。

ちなみに、俺の本名は、ちっさい文字が入ってる関係上、
逆から言うには無理のある構成になっていることを付け加えておく。

本日の超重要新出単語:『自分の名前逆から言える?』
今日は、中学生語講座を開講します。

今日の中学生語は、

『全然勉強してへん!』

です。

<ケース はじめての中間テスト>

中学生になって初めて経験する中間テスト。

社会のテスト前の休み時間、俺は前の席の友人と話していた。

その友人を、Aくんとする。

俺「次は社会のテストかぁ」

A「俺全然勉強してへん!」

俺「俺も全然勉強してへん!」

A「いやいや俺の方がぜんっぜん勉強してへんから!」

俺「んなことないない!俺の勉強してなさっぷりは
  ただもんじゃないで!ほんっま勉強してへん!」

いったい、何の申告合戦をやっていたのだ、俺らは。

とはいえ、ぶっちゃけ俺はそれなりに勉強していた。

なぜ「勉強してへん!」と主張しまくったのか。

おそらく、はじめてのテストに対する警戒心が働いたものと思われる。

もし点が悪かった場合、
「全然勉強してないから点が悪かったんや、間違いない」
と言い訳できるし、
逆にいい点を取った場合、
「全然勉強してないのにいい点取れた!俺って天才肌!」
みたいに思えるという風に、点数に関わらずそれなりに
自分を納得させられると思ったのだろう。

まぁ、実際はそこそこ勉強したんやからいい点取ったところで
天才肌でもなんでもないことは、言うまでもない。

愚か者か、俺。

数日後、テストが返却された。

先生によると、クラスの最高点は98点のようだ。

これはすごい。

ほとんど完璧やないか。

(もしかして、それ俺ちゃうん?)

密かに98点を期待して受け取った答案には、
84点と書かれていた。

(び、びみょう・・・)

確か平均が80点ぐらいやったと思うので、ほんまに微妙なスコアである。

Aの方を見ると、自分の答案を見て驚いた顔をしている。

(あぁ、そういえばあいつ全然勉強してへん言うとったからなぁ、
50点ぐらいやったんちゃうん!?
よし!休み時間に84点というリアルなスコアを自慢したろ!)

悪人か、俺。

そして休み時間。

俺はAのもとへ向かう、いや、むしろAが俺の方へ向かう。

Aが、答案を見せてきた。

(おまえが98点かい!!!!!)

あたまいいなぁ、A。

あほやなぁ、俺。

危うく、98点の人に84点を自慢してまうとこやった。

人生初の中間テストは、ほろ苦い、あまりにもほろ苦すぎるデビュー戦であった。

本日の超重要新出単語:『全然勉強してへん!』
小学生語講座?の時間です。

今回も、20世紀的正しい小学生語を、学習していきましょう。

<ケース1 プールサイド>

『コンクリート熱っ!!!』

まずは体育の水泳の時間の話です。

だいたい男子は教室で着替えて女子は更衣室で着替えるんですが、
着替え終わった男子はバスタオルで友人を
「ビシッ!ズシッ!」などの効果音付きでしばきながらプールに駆け込みます。

そんなA君とB君の様子をウォッチングしてみましょう。

A「ビシッ!!ズシッ!!ガシッ!!(B君をタオルでしばきながらプールに向かっている)」

B「やめろや〜お前ちょ、やめろやぁ〜」

と言いながらも、B君はいくらしばかれても怒るようなことは決してありません。
これがプールの持つ不思議な力でしょうか。

そんなハイテンションな二人が、いよいよプールに近づいてきました。

A「ビシッ!バシッ!」

B「やめろって」

A「っつっ!!めっちゃ熱い!」

B「うぅわ、コンクリート熱っ!!!」

A「あぁ楽しい、プール楽しい」

プールサイドの異常な熱さにテンションが上がりまくる二人。

水泳の授業のたびにこのテンションを発揮するということで、
やはり小学生にとってプールというのはすごい力をもっているのでしょう。
神秘なのでしょう。

<ケース2 給食後>

『明日の給食何?』

(給食直後、教室に掲示してある献立表付近で)

A「明日の給食何?」

B「ええと、コッペパンと牛乳と・・・」

「そんなもん明日になってから気にせえや!!」

と彼らに言ってあげられなかったことが、今となっては残念で仕方ないです。

それでは、今日の新出超重要語句を確認しておきましょう。

『コンクリート熱っ!』

『明日の給食何?』

『コッペパン』

今回はここまで。
小学生語講座?の時間です。

この講座は、俺の小学校時代のなつかしい言葉たちを振り返り、
そのような古き良き言葉たちを覚えていただき、
活用してもらおうという試みです。

<ケース1 運動会>

『おまえ50メートル何秒?』

最初の小学生語は「おまえ50メートル何秒?」です。

これは、運動会の徒競走で、順番待ちで列に並んでる時、
同じレースを走る全然知らん他のクラスのやつに唐突に
この質問を投げかけ、自分より速いタイムやったらビビリ、
逆に自分より遅かったらほくそえむというものです。

しかし、時としてこれは意外と奥の深いかけひきになることがあるのでご注意を。

A君、B君の会話形式により、実践してみましょう。

A「なぁなぁ、お前50メートル何秒?」

B「え?!8秒2やけど・・」

A「(よっしゃ勝ってる!俺7秒9!こいつには勝てそうやよかったぁ〜)
  そうなんや!めっちゃ速いやん!!」

さあ、ここがかけひきです。

A君は、B君のタイムを聞いて内心勝った気でいるのに、
あえて自分の方が遅いように言うことで、さらにB君の油断を誘おうとしているのです。

小汚いやつです。

そして、レース後

A「(あれ!?こいつめっちゃ速いやん!!な、なんで・・・)」

そうです。
実はB君は50メートル8秒2ではなく7秒5という実力の持ち主だったりするのです。

相手に油断をさせようとして、逆に自分が油断してしまったA君・・・。

かけひきにおいて、1枚も2枚も、いや、3枚もB君が上回っていたという、
なかなかシビアな戦いが、ケース1でした。

ちなみに、このA君というのは、俺のことです。

<ケース2 マラソン大会>

『一緒に走ろな!』

これは、マラソン大会のスタート直前、友人に投げかける言葉です。

とりあえず、仲間を作っとこうという、よくわからない心理状態を表します。

また実践してみましょう。

A「一緒に走ろな!」

B「うん。」

この場合、だいたいB君は一応同意します。

しかし、この2人が一緒に走ることはほぼありえません。

むしろ、お互い「こいつには勝ったる!」という異常な気合とテンションがみなぎってきます。

一応、スタート地点は一緒にいるものの、校庭を出る頃には
2人は決して一緒の地点になんかいません。

熱いバトルが始まっているのです。

そして、結果的にはだいたいA君が勝ちます。

ちなみに、やはり俺はA君でした。

<ケース3 あげあし>

『たいいく』

本日最後の小学生語が「たいいく」です。

いかんせんガキというのは他人のあげあしをとるのが大好きな生き物です。

A「次体育(たいく)やし早く着替えよな」

B「『たいく』ちゃうで、『たいいく』ですぅ〜!!」

誠に下らないケーススタディですが、ちなみに俺はB君でした。

それでは、今日の新出超重要語句を再度確認しておきましょう。

風呂で10回唱えて覚えること。

『おまえ50メートル何秒?』

『一緒に走ろな!』

『たいいく』

以上、小学生語講座?でした。

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