電車に乗っていると、とある塾の宣伝が貼ってあった。
その宣伝にはちょっと難しめの漢字が載っていて、
何と読むかを2択で選ぶという問題が10問ぐらい書かれていた。
問題の答えは、一番下に逆さにして書いてあるという、よくあるやつである。
俺はドア際に立っていたのでそれがよく見えていたのだが、
座席に座っていた老夫婦が立ち上がってこの宣伝を見に来た。
おそらく座っている段階から問題に挑戦していたのだろう。
まず、老夫婦はこの問題に関して議論を開始した。
『旋毛』
?つむじ
?うぶげ
夫「これはうぶげやろ〜」
妻「いや、うなじやで」
夫「あ、ほんまや。うなじや」
妻「ほら見てみ〜、さすがお母さんや」
さすがお母さんかどうかは知らんけど。
それはどうか知らんけど。
というか、お父さんは『旋毛』の『毛』の部分だけで
うぶげ、と判断したであろうことが、容易に推測できる。
ちなみに、うぶげは『産毛』である。
夫婦は、すぐに他の問題に言及し始めた。
『海豹』
?おっとせい
?あざらし
おっとせい、て。
夫「これはおっとせいやろなぁ」
妻「へえ、これ『こま』って読むんか」
話合わせろよ!
奥さん違う問題の話してるやんか、お父さんおっとせい、とか言うてんのに。
奥さんが見てるの『独楽』っていう別の問題ですから。
というかお父さんおっとせいと思ったんかいな!!
どうやらこの夫婦は、座席に座ってる段階で10問全部考えていたようだ。
夫「あんた何点やった?」
妻「ええと、80点」
何で勝手に1問10点という暗黙のルールを作っとんねん。
んなこと広告に一つも書いてないぞ。
けど10問中8問正解ってのはなかなか素晴らしい。
妻「あんたは?」
夫「んー・・と、80点」
うそつけーー!!!!!
ちょっと待ってお父さん!!
うぶげとかおっとせいとか言うてたのに他全問正解かいな!!
ありえない発言を残し、下車した夫婦、よいお年を。
<有馬記念結果>
1着 ▲ シンボリクリスエス
2着 △ リンカーン
3着 ゼンノロブロイ
その宣伝にはちょっと難しめの漢字が載っていて、
何と読むかを2択で選ぶという問題が10問ぐらい書かれていた。
問題の答えは、一番下に逆さにして書いてあるという、よくあるやつである。
俺はドア際に立っていたのでそれがよく見えていたのだが、
座席に座っていた老夫婦が立ち上がってこの宣伝を見に来た。
おそらく座っている段階から問題に挑戦していたのだろう。
まず、老夫婦はこの問題に関して議論を開始した。
『旋毛』
?つむじ
?うぶげ
夫「これはうぶげやろ〜」
妻「いや、うなじやで」
夫「あ、ほんまや。うなじや」
妻「ほら見てみ〜、さすがお母さんや」
さすがお母さんかどうかは知らんけど。
それはどうか知らんけど。
というか、お父さんは『旋毛』の『毛』の部分だけで
うぶげ、と判断したであろうことが、容易に推測できる。
ちなみに、うぶげは『産毛』である。
夫婦は、すぐに他の問題に言及し始めた。
『海豹』
?おっとせい
?あざらし
おっとせい、て。
夫「これはおっとせいやろなぁ」
妻「へえ、これ『こま』って読むんか」
話合わせろよ!
奥さん違う問題の話してるやんか、お父さんおっとせい、とか言うてんのに。
奥さんが見てるの『独楽』っていう別の問題ですから。
というかお父さんおっとせいと思ったんかいな!!
どうやらこの夫婦は、座席に座ってる段階で10問全部考えていたようだ。
夫「あんた何点やった?」
妻「ええと、80点」
何で勝手に1問10点という暗黙のルールを作っとんねん。
んなこと広告に一つも書いてないぞ。
けど10問中8問正解ってのはなかなか素晴らしい。
妻「あんたは?」
夫「んー・・と、80点」
うそつけーー!!!!!
ちょっと待ってお父さん!!
うぶげとかおっとせいとか言うてたのに他全問正解かいな!!
ありえない発言を残し、下車した夫婦、よいお年を。
<有馬記念結果>
1着 ▲ シンボリクリスエス
2着 △ リンカーン
3着 ゼンノロブロイ
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