内定式のため、東京に遠征していた。

田舎者の俺が新幹線に乗ることは相当なビッグイベントである。

新幹線では、乗員が頻繁に車両を出入りする。


まず、新幹線が走り出すやいなや、乗員が切符のチェックにやってきた。

乗員(おっさん)の声は、異常に軽かった。


「はい切符拝見しま〜〜す、ありがとーございま〜〜す」


威厳ゼロか。 



 
さて、威厳ゼロ親父が去っていった後、今度は売り子が入ってきた。

売り子(29才ぐらい、おっさんではない)の声は、異常に小さかった。


「おべんとぅ・・すか・」


「お弁当いかがですか」か何かのつもりか!?
もうちょっとだけ頑張って声はってちょうだい。


 
 
さて、続いて入ってきたのは女性の売り子である。
女性の売り子は、異常に足元がふらついていた。


「コーヒーお菓子ご用意しておりまーす!」


えらい!!
ふらつきながらもしっかり言い切った!
この方には新幹線乗員としてのプロ意識、
いわゆる「シンカンセニズム」が浸透しているようだ。

まぁあの、シンカンセニズムが浸透していたところで、
別にコーヒーもお菓子も買わんかったけども。

ん?ということは別にシンカンセニズムは無駄か?

いやいや、そんなことはない。

シンカンセニズムにふれて衝動買いをした人もきっといただろう。

知らんけど。あんまりおらんと思うけど。


とりあえず、快適だった。

新幹線、最高。シンカンセニズム、最高。



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