こんなときにうまい棒？いらんっ！！

バイト終了後、バイト仲間たちとボーリング場へ。

靴のサイズを27センチか27．5センチかさんざん迷った挙句
27．5を選んだ結果、じゃっかんぶかぶか気味だった。

そんなことは気にせずとりあえずボーリングや。

ここは自分のピッチングに専念しよう。

と思ったら店員のバイトと思われる男性がごっついカートを押して急接近してきた。

「お菓子いかがですか？」

「どんなんがあるん？」

「いろんな種類のうまい棒などです」

「いらんわ！！」

うまい棒て・・小学生の遠足アイテム以外の何物でもないぞ。

さあ、今度は集中してとにかく自分のピッチングを。

「あ、これなつかしい味やわ〜」

「おまえうまい棒食うとるんかいっ！！！」

仲間の一人が、いや、二人がうまい棒に舌鼓をうっているではないか。

もうどうでもええ。自分のピッチングや。

「水分なしで2本食うのは大変やな。口ぱっさぱさや」

もうつっこまん。とにかく投げよ。


はい、ガーター・・・・・。

ただでさえガーター連発の俺が、うまい棒にさえぎられては
ひとたまりもなかった。あるはずがなかった。

ひとたまりもなくボールは左側の溝を転がり続けた。


どうでもいいけど、ボーリングがかなり下手な俺。
ボーリング好きなんやけども。
今日の2ゲームは75、78ピン・・・。
2ゲーム目はスペアーを4回獲得する健闘を見せながらも、
重要な次のフレームの1投目がガーター、1本、ガーター、1本という驚異的な勝負弱さを誇った。
100ピンオーバーへの、あくなき挑戦は続く。