メガネの使い道

2003年4月21日
あるテレビCMを見た。
たった30秒ほどのCMが、こんなに衝撃をもたらすとは・・。

「形状記憶眼鏡」の宣伝のようである。

形状記憶眼鏡・・・眼鏡の形状てそんなに変わるんか?

まあいい、とりあえずCMを見よう。


『こ〜んなにひねっても大丈夫!』

正確に覚えてなくて恐縮だが、こんな類のことを言っている。

「こ〜んなにひねっても」

さて、ど〜んなにひねったのか。

見ると、眼鏡の中央部を軸としてプリーン!と回転させている。

うまく説明できなくて申し訳ない。

非常に申し訳ないがとにかくプリーン!と回転させていたのだ。

もう眼鏡のレンズとレンズが懐かしのねじれの位置の関係を通り越して
きれいに相対するほどの曲がりである。

その状態からでも元通りに戻るというのが、形状記憶という所以であり、
それがウリなのだろう。
言いたいことなのだろう。


しかしそれだけではなかった。
これで終わってくれてよかったのに、そんな俺の考えは甘かった。
形状記憶の猛攻は続く。


『こ〜んなに広げても大丈夫!』

間髪入れずにこんな類のことを言い出した。
言い出してしまった。
もうええわ。もういやや。でもまぁ見るか。

さぁ、ど〜んなに広げたのか。

見ると、水平だ。

もう説明するのが憚られてきた。

眼鏡が、眼鏡が水平だ。

ビローン!と伸びてしまっている。

それでも元通りに戻るようだ。

うん、いい眼鏡だ。と言わざるをえない気がした。

とりあえず、眼鏡をプリーン!と回転させたりビローン!と伸ばしてみたりすることに興味のある方にはもってこいの逸品なのだろう。

だとしたら、このマーケティング戦略はもうむちゃくちゃである。

それよりも、今日の雑記がもはやむちゃくちゃである。

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