ハンマープライス!
2003年4月10日高1の頃、選択授業なるものがあった。
いったい俺は何をとち狂ったのか、最も苦手な美術を選択していた。
どう考えても工芸を選ぶべきやったのに、当時はなぜか
冷静な判断ができなかった。仕方ない。
で、その美術の授業で石膏とかを使ってよくわからないものを作ることがあった。
美術苦手な俺がよくわからないものを作った日には
その完成品たるや、もはやどうにもならないようなわけのわからない代物であった。
それでも一応先生に見せなければならない。
俺の友人A、Bの作品も俺と五十歩百歩の救いようのない出来であった。
しかし、彼らは俺の作品に対してとんでもない暴挙に出た!
A 「ハンマープライス!!」
(こう叫びながら俺の作品を殴り始めた!)
俺 「おいおいおい!なんしとんねん!」
B 「ハンマープライス!!」
俺 「お前もかい!まだ先生に見せてないから叩くなって!」
A 「じゃあ、ツメプライス!!」
(こう言いながら、自らの爪で俺の作品の石膏部分を削り取ってゆく)
俺 「ツメプライスてなんやねん!!わけわからん!やめとけやめとけ!」
B 「ツメプライス!!」
俺 「お前もせんでええねん!!」
A 「ツメプ・・・
俺 「もうええねん!!」
(俺、自らの作品をかろうじて死守!)
B 「ツメプライス!!」
(今度はBがAの作品にツメプライス!)
A 「ツメプライス!!」
(お、Aもすかさず反撃!!)
A,B,俺 「ツメプライス!ツメプライス!ツメプライス!・・・」
(お互いの作品を授業中に傷つけあう俺たち)
俺らの作品に高い評価が与えられなかったことは、言うまでもない。
いったい俺は何をとち狂ったのか、最も苦手な美術を選択していた。
どう考えても工芸を選ぶべきやったのに、当時はなぜか
冷静な判断ができなかった。仕方ない。
で、その美術の授業で石膏とかを使ってよくわからないものを作ることがあった。
美術苦手な俺がよくわからないものを作った日には
その完成品たるや、もはやどうにもならないようなわけのわからない代物であった。
それでも一応先生に見せなければならない。
俺の友人A、Bの作品も俺と五十歩百歩の救いようのない出来であった。
しかし、彼らは俺の作品に対してとんでもない暴挙に出た!
A 「ハンマープライス!!」
(こう叫びながら俺の作品を殴り始めた!)
俺 「おいおいおい!なんしとんねん!」
B 「ハンマープライス!!」
俺 「お前もかい!まだ先生に見せてないから叩くなって!」
A 「じゃあ、ツメプライス!!」
(こう言いながら、自らの爪で俺の作品の石膏部分を削り取ってゆく)
俺 「ツメプライスてなんやねん!!わけわからん!やめとけやめとけ!」
B 「ツメプライス!!」
俺 「お前もせんでええねん!!」
A 「ツメプ・・・
俺 「もうええねん!!」
(俺、自らの作品をかろうじて死守!)
B 「ツメプライス!!」
(今度はBがAの作品にツメプライス!)
A 「ツメプライス!!」
(お、Aもすかさず反撃!!)
A,B,俺 「ツメプライス!ツメプライス!ツメプライス!・・・」
(お互いの作品を授業中に傷つけあう俺たち)
俺らの作品に高い評価が与えられなかったことは、言うまでもない。
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