ついに主役か！？大東文化大学

幼き日のある正月。

父と一緒にテレビを見ていると、朝早くから駅伝が行われていた。

二日がかりで優勝を決める「箱根駅伝」である。

たくさんのランナーが走っている。

当時の俺は、「大きなかっこいいお兄さんたちが頑張ってる」
そんな印象を抱いていた。

エンジ色の早稲田大学、白いユニフォームの中央大学など色とりどりで鮮やかだ。

そんな中でひときわ地味なチームがあった。

そう、『大東文化大学』だ。

ユニフォームの色は薄い緑、駅伝でも特に強いわけではなかった。
野球で言えばヤクルト・土橋のような存在だ。

しかし俺はなぜかこの大東文化大学に注目するようになった。

来る年も来る年も緑のユニフォームに注目し続けた。
繰上げスタートになっても応援していた。


そして迎えた今日の出雲駅伝。

我らが大東文化大学は序盤から上位争いを繰り広げる。

2区では一瞬先頭に踊り出た

「ついに大東文化大学の時代か！！」そう思った。

最終結果は5位だったが、かなり頑張ったと思う。
実際、早稲田や中央、順天堂といった並居る強豪より先着したのだからすばらしい。

それにしても、山梨学院のケニヤ人留学生（名前は忘れた）はすごかった。


P.S. 箱根で優勝してくれ！大東文化大学！