最大の勲章は銅メダル!?
2002年8月26日俺の部屋には、銅メダルが飾ってある。
俺は小学校3年から地元の少年野球チームに所属していた。
規模の小さいチームで、大してうまくもない俺でも4年の段階で背番号6をもらい、レギュラーとして使ってもらっていた。
俺が5年のとき、有能な先輩がそろったため強いチームになっていた。
そして、春の市の大会で準優勝、やたらと大きな銀メダルをもらった。
「これは先輩の力でもらった銀メダル、来年は俺らの力でメダル獲ろう!」
いつしか5年生軍団の間で合言葉ができあがっていた。
しかし・・・俺ら世代はなかなか結果が出せずにいた。
先輩が卒業してはじめての大会、「全京都大会」でもよもやの初戦敗退・・。
練習試合では勝てる、しかし大会で勝てない。
練習でできるプレー、しかし試合でできない。
春の市の大会も1回戦で大敗。
いつしか周囲からは「ザコ軍団」と言われるようになった。
それでも俺らは必死の思いで灼熱の夏休みを練習に費やした。
勝つために・・勝つためだけに。
そしてやってきた最後の大会。
俺らはもはや意地の塊だった。
かっこ悪くていい、泥臭くていい。
準決勝で敗れたものの、3位決定戦を迎えた。
この試合が俺らの公式戦ラストゲーム。
6年全員のおかんが大終結している。
そして経験したことのないほどの声援をもらった。
「絶対勝たなあかん」
試合前の円陣で監督の一言。
俺にとっては4年間の集大成。
厳しい試合を制して3位に入賞した。
閉会式で大会役員の色黒のおっさんに銅メダルをかけてもらった。
(「おっさんかい!!普通はきれいなお姉さんがかけてくれるんちゃうの!?」と思ったがメダルの喜びに比べたら、そんな野暮な気持ちは微々たるものだった)
ふとベンチに目をやると、おかんが泣いている!!
ガチンコ風に言えば「信じられない光景」、
「予想だにしない事態」である。
おかんがこんなに応援してくれてたとは知らんかった。
ある意味俺以上に喜んでくれてたのかもしれん。
この銅メダルは、銀メダル以上の価値がある。
P.S. 俺の最終打席は地味なショート内野安打
俺は小学校3年から地元の少年野球チームに所属していた。
規模の小さいチームで、大してうまくもない俺でも4年の段階で背番号6をもらい、レギュラーとして使ってもらっていた。
俺が5年のとき、有能な先輩がそろったため強いチームになっていた。
そして、春の市の大会で準優勝、やたらと大きな銀メダルをもらった。
「これは先輩の力でもらった銀メダル、来年は俺らの力でメダル獲ろう!」
いつしか5年生軍団の間で合言葉ができあがっていた。
しかし・・・俺ら世代はなかなか結果が出せずにいた。
先輩が卒業してはじめての大会、「全京都大会」でもよもやの初戦敗退・・。
練習試合では勝てる、しかし大会で勝てない。
練習でできるプレー、しかし試合でできない。
春の市の大会も1回戦で大敗。
いつしか周囲からは「ザコ軍団」と言われるようになった。
それでも俺らは必死の思いで灼熱の夏休みを練習に費やした。
勝つために・・勝つためだけに。
そしてやってきた最後の大会。
俺らはもはや意地の塊だった。
かっこ悪くていい、泥臭くていい。
準決勝で敗れたものの、3位決定戦を迎えた。
この試合が俺らの公式戦ラストゲーム。
6年全員のおかんが大終結している。
そして経験したことのないほどの声援をもらった。
「絶対勝たなあかん」
試合前の円陣で監督の一言。
俺にとっては4年間の集大成。
厳しい試合を制して3位に入賞した。
閉会式で大会役員の色黒のおっさんに銅メダルをかけてもらった。
(「おっさんかい!!普通はきれいなお姉さんがかけてくれるんちゃうの!?」と思ったがメダルの喜びに比べたら、そんな野暮な気持ちは微々たるものだった)
ふとベンチに目をやると、おかんが泣いている!!
ガチンコ風に言えば「信じられない光景」、
「予想だにしない事態」である。
おかんがこんなに応援してくれてたとは知らんかった。
ある意味俺以上に喜んでくれてたのかもしれん。
この銅メダルは、銀メダル以上の価値がある。
P.S. 俺の最終打席は地味なショート内野安打
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